スタディサプリって、ベーシックコースと合格特訓コースがあるみたいやけど、違いはなんなんやろ…
スタディサプリがよさそうで使おうかなといろいろ考えて、最後に迷うポイントのひとつがベーシックコースと合格特訓コース(小中学生は個別指導コース)かと思います。
実際私もスタディサプリで受験勉強していたのですが、ベーシックコースにするか、合格特訓コースにするかは、めちゃくちゃ迷いました。
私の場合は、最後はベーシックコースにしましたが、受験期って過度に心配性になるもので、
「やっぱちょっと高くても合格特訓コースにした方が確実かなぁ・・・」
とかついつい思っちゃって、でも、高くて、どうしようかなかなか決めれないみたいなことになるかと思います。
結論としては、どちらでも自分にあった方を選べばいいんですが、
- 受験までに時間がある→まずはベーシックコースで気に入ったら合格特訓コースに変更
- 受験までに時間がない→合格特訓コースから始めるのも選択肢のひとつ
という感じで考えるとよいのではないかと思います。
今回は、ベーシックコースと合格特訓コースで迷っている方に、個人的な体験談や周りの評判も含め、両コースの違いや結局どちらを選択したらいいのかをアドバイスしていきたいと思います。
これからスタディサプリで勉強を始めようとしている方の少しでも参考になれば幸いです。
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Contents
スタディサプリにあるコースの種類
まず、前提を確認していきたいと思います。
スタディサプリには、なんか講座の名前とか、コースの名前とか、いろんな名前があって、ややこしいと思います。
なので、前提として、申し込む際に検討して選択しなければならないコースについて、確認しておきたいと思います。
たまに、受験生から相談受ける時、
「あ、それはコースじゃなく、ベーシックコースと合格特訓コースでどっちでもよくて、講座の名前でしかないで。」
みたいなことも何回があったので、もしかしたら最初このコースについて、わかりにくいのかなと思います。
スタディサプリには、2つのコースがあります。
スタディサプリの2つコースは、
- ベーシックコース:月額1,980円(税抜き)→税込みだと2,178円
- 合格特訓コース:月額9,800円(税抜き)→税込みだと10,780円
という分かれ方をしています。
公式のホームページでは、ベーシックコースと合格特訓コースについて、
ベーシックコースは受験生から圧倒的支持、人気参考書著者の一流プロ講師陣の講義を学ぶことができます。
合格特訓コースならベーシックコースで提供する神授業に加えて、現役難関大コーチや科目サポーターなどによる充実したサポートを受けられます。
《合格特訓コースの主なサービス内容》
・志望大学・学部やスタディサプリで対策したい科目に応じてスタディサプリ講師監修学習プランを配信
・一人ではやりきることが困難な受験勉強の継続を難関現役大学生・大学院生によるチャット形式での声かけによる支援
・一人ひとりの学習状況を踏まえた上で、学習意欲が向上するようにコミュニケーションを取り、志望校合格にむけてサポート
という風に紹介されています。
つまり、ベーシックコースが基本コースで、ベーシックコースで全ての授業を見ることができます。
無料で過去問も印刷できますし、Web出願ができるとか、一切のスタディサプリの機能を使うことができます。
安い方のプランだから、なんか機能が制限されているとかはありません。
そして、
ベーシックコース+現役難関大コーチや科目サポーターなどによる充実したサポート=合格特訓コース
ということになります。
別の言い方をすると、ベーシックコースと合格特訓コースで提供されるものは同じで、合格特訓コースは何から始めたら良いか分からない、相談しながら勉強したい方向けにサポートがつくみたいな感じです。
つまり、このサポート代金として、9,800円-1,980円=7,820円を毎月払うかの選択になります。
スタディサプリのベーシックコースとは?
では、次はスタディサプリのベーシックコースと合格特訓コースのそれぞれ、どういうコースなのかを見ていきたいと思います。
まずは、ベーシックコースです。
ニュアンスが伝わるかわかりませんが、ベーシックコースはベーシックなコースなんです。
何がいいたいかというと、簡易版のコースとか、松竹梅の松コースとかじゃなく、あくまでベーシックなんです。
つまり、ベーシックコースがスタディサプリの基本で、スタディサプリの基本的な機能の全てが使えます。
なので、
ベーシックコース=安い方のコース=機能が制限されれている
というイメージを持ちがちなのですが、決してそういう意味ではありません。
ベーシックコースは、すべての機能が利用できる基本コースなのです。
このベーシックコースは、月額1,980円となっています。
月額1,980円というと、
「え、1,980円ってことは、1科目とかしか使えないんじゃないの?」
みたいに思うかもしれません。
塾とかだと、1科目で1万円超えてきたりしますしね。
私も最初は、
「1,980円って、、、どこまで使えるんやろ?」
って思っていました。
でも、繰り返しになりますが、これがスタディサプリのベーシックな基本的なコースなんです。
なので、月額1,980円で全ての授業が受けられますし、全ての機能を使うことができます。
より具体的にいうと、ベーシックコースで受けられるサービスは、
- 講義動画を完全に見放題
- テキストの閲覧や印刷
- 進捗状況や学習履歴の管理機能
- 大学入試情報の提供
- サプモン(小学生、中学生)
となります。
自習用としては完璧というか、これ以上なんの機能がいるんだという感じです。
正直、これで十分だと思いますし、私はそう思ってこのベーシックコースで勉強してきました。
ちなみに、動画ですが、英語とか数学みたいないわゆる受験科目だけではないのが、スタディサプリのさらにすごいところだったりします。
どういうことかというと、
- 英検対策
- TOEIC対策
- 公務員試験対策
などの資格対策の動画もあります。
英検とかTOEICは、まだ高校によっては卒業要件になっていたり、入試で有利になったりするんでわかりますが、なんで公務員ってのはありますね。
でも、まぁ別に使う必要がないものを無理やり使う必要はないので。
私も英検とかTOEICは重宝しました。
あとは、
- プレゼンテーション
- Webデザイン
- メディアアート
- プログラミング
などのスキル系の動画もあります。
スキルの方はあまり受験生が使うとは思えませんが、社会人とかの活用とかも視野にいれてるんですかね。
あとは、受験が終わって、大学入るまでのひまつぶしにこういうのを見るのもいいかもしれませんね。
スタディサプリの合格特訓コースとは?
次は、合格特訓コースです。
小中学生のコースだと、個別指導コースという名前になりますが、基本的に、
合格特訓コース=個別指導コース
だと思って頂いて問題ありません。
月額料金が、9,800円(税抜き)になります。
ベーシックコースが月額1,980円なので、9,800円-1,980円=7,820円も高くなります。
まぁ、7,820円高いとか言っても、そもそも9,800円なことを考えると、
「え、それでも塾とか予備校の1科目より安いやん!」
って感じです。
月額9,800円で一科目ではなく、全科目利用できるんで、どんなけ安く勉強できる時代になったんやって感じです。
私みたいに金銭的に厳しい学生には、本当にありがたかったです。
そして、この月額7,820円の差はなにかというと、ベーシックコースに加えて、
- 現役難関大コーチがつく
- 学習プランを作成してくれる
- 質問や相談ができる
が利用できるようになります。
もっとも大きな特徴が、専属の現役難関大コーチです。
現役難関大コーチは、
- 東京大学
- 京都大学
- 東京工業大学
- 早稲田大学
- 慶應義塾大学
のいずれかに在籍している学生がついてくれます。
「え、まだ東大、京大、東工大はわかるけど、早慶の学生とか大丈夫?」
って、不安になるかもしれませんよね(笑)
特に、東大、京大、東工大はちゃんと受験してますが、早慶は下手すれば指定校推薦で受験してないやつとかに当たったら最悪です。
でも、一応、スタディサプリを運営するリクルートの公式発表では、単に上記の大学に在籍している学生ならいいというものではなく、厳しい選考を通過し、独自のコーチングスキルを学んでいる学生が選任コーチについてくれるとのことです。
なので、さすがに指定校推薦できたような中途半端な学生に当たることはないのかと思います。
ただ、私もベーシックコース出身ですし、まわりもほとんどがベーシックコースだったので、このあたりの詳しいところはわかりません。
一応、公式のサイト上は、
- 動画選考
- チャット選考
- 面接
- 勉強会
- コーチ開始
というステップを経た厳選された学生がコーチとして活躍しているみたいです。
個人的な体験談には、この合格特訓コースは不要と判断してベーシックコースを使っているので、少し批判的にみるとほんまかいなとは思っています。
そもそも、大学生になるとわかるのですが、塾って、ただでさえ難関大の学生を講師で採用するのが人材不足で大変なんですよね、最近。
そんな都合よくいいコーチを採用できてるのかなぁなんて思ってみたりしています。
まぁ、でも、スタディサプリは天下のリクルートの運営しているサービスなので、もしかしたらいい学生が集まっているのかもしれません。
このあたり、合格特訓コースにしようとされる方は、しっかりリサーチしてみるべきですね。
そして、この現役難関大コーチですが、なにをしてくれるかというと、
- 学習開始時の現状ヒアリング
- 年間学習プランのカスタマイズ
- 毎月の学習診断と学習アドバイス
- 毎週の学習ペース管理
- 月1のレベルアップシート活用
- コーチの指導で合格に必要な力が身に付く
- 模試結果のチェックとアドバイス
をしてくれます。
なんかいっぱいしてくれるなという感じですが、ようするに
- 学習プランを立ててくれる
- わからないところの質問に答えてくれる
- 相談に乗ってくれる
ということかと思います。
学習プランっていうのは、以下のような科目別の年間学習プランがスタディサプリにはあります。
志望校や現在の学力などを入力することで、最適な年間学習プランを作ってくれます。
ただ、もちろん人によって状況も違います。
なので、このプランを、個別の事情とか進捗状況に応じて、一緒に考えて、カスタマイズしてくれるというわけです。
こんな感じですね。
予定立てるの、大事!!ぜひ一緒に考えよう!!
そろそろタイムリミットを意識して勉強しないとほんとにまずいから、考えていこう!それじゃ、今回の模試の結果を改めて見て、目標点を立てることに注力しよう!
みたいに励ましてくれるらしいです。
こうやって自分に最適な学習プランが、謎に難関大学生に励まされながらできるというのがこのサービスです。
個人的には、
「いるかなぁ、こんなの(笑)」
という感じですが、でも、まわりに受験仲間がいなかったり、一人では勉強できないという方には心強いかもしれませんね。
あと、ちょっとあったら便利かなと思うのは、質問に回答してくれる制度です。
こんな感じでスタディサプリやその副教材を使用していてわからないところを、専門の科目サポーターに質問することができます。
図とかも入れて丁寧に回答してくれるみたいですね。
22時までに質問をすれば、当日には回答が来ます。
このスピード対応はすごいです。
ただ、これも「【解決!】スタディサプリでわからない箇所を質問できる方法!疑問をどうやって解決するの?」でまとめたように、本当にいるかなぁという気がします。
すみません、私はこの合格特訓コースを使わないという選択をしたものの目線なんで、でも必ずしもいらないわけじゃないと思うので、このあと説明するようなことを考えて、ご自身の状況に応じて選択されてください。
人によっては、この合格特訓コースは、めちゃくちゃパフォーマンスがいいこともありますし、実際ひとりだけ友人で使っていたやつがいるのですが、そいつはめちゃくちゃ成績が上がっていました。
ベーシックコースと合格特訓コースの違いは?
ということで、スタディサプリのベーシックコースと合格特訓コース(小中学生は個別指導コース)のそれぞれを見てきました。
その中でも、ある程度ベーシックコースと合格特訓コースの違いに触れてきましたが、あらためてまとめてみたいと思います。
簡単にまとめると、以下の図のようになります。
ベーシック | 個別指導/合格特訓 | |
---|---|---|
月額料金(税込み) | 2,178円 | 10,780円 |
無料体験 | 14日間あり | 14日間あり |
講義動画見放題 | 〇 | 〇 |
テキストの閲覧や印刷 | 〇 | 〇 |
担当コーチによる個別指導 | × | 〇 |
質問対応 | × | 〇 |
決済方法 | クレジットカード キャリア コンビニ など |
クレジットカードのみ |
何度か書いているのですが、イメージとしては、
ベーシックコース+現役難関大コーチや科目サポーターなどによる充実したサポート=合格特訓コース
という感じですね。
ベーシックコースでほぼすべてのコンテンツや機能が使えますが、それにサポートがつくのが合格特訓コースだと思ってください。
そして、もっともみなさんが迷うポイントの一つが、料金ですよね。
それぞれの料金をもう一度復習してみると、
- ベーシックコース:月額1,980円(税抜き)→税込みだと2,178円
- 合格特訓コース:月額9,800円(税抜き)→税込みだと10,780円
となっています。
「結局、合格特訓コースって高いの?」
って話なんですが、これって結構評価が難しいところではあります。
この差が安いと捉えるか、高いと捉えるかは、いろんな角度で見方が違うと思います。
まず、塾とか予備校と比較してみます。
そうすると、
- 塾・予備校→年間約50万円
- 合格特訓コース→年間約13万円
- ベーシックコース→年間約2.6万円
となり、塾や予備校と比べると、合格特訓コースですら塾や予備校の費用は3.8倍の値段となり、圧倒的にスタディサプリの方が安くなります。
まぁもうベーシックコースの年間約2.6万円なんて、ギャグレベルで安いですよね。
てか、これだったら、もういっそこの50万円でどっか海外に留学して、帰国子女枠で慶應とか東大とか受けた方がいいんじゃないかってレベルです。
まぁそれはいいとして、このように一般の塾や予備校と比べると、明らかに合格特訓コースは安いといえます。
一方で、塾や予備校と比べるのではなく、ベーシックコースと比べると、合格特訓コースは高いですよね。
受講料を年間に直すと、
129,360円-26,136円=103,224円
ということで、実に10万円の差が年間で生まれます。
比較的裕福な家庭の方からすると、そんなもんかという評価もあると思います。
実際、東大とか京大に通う学生の親は金持ちが多いというのが統計で分かっているので、こんな額なんて微々たる額で、親御さんも気にせず出してくれるかもしれません。
一方で、私のような決して裕福ではなかった家の生まれとかだと、年間で10万円の差はくっそでかいわけです。
これが複数年だとその何倍も変わりますし、かつ兄弟なんているとさらにその何倍も変わります。
もともと親が金持ちの家の方は、そもそもスタディサプリより学費の高い武田塾とかにいく方が多いのではないかと思います。
スタディサプリを検討している方には、そもそも学費が安いことが最大の魅力と思っている方が、結構な数いると思います。
そういう決して豊かではない中で、なんとか学費と塾代を捻出している者からすると、この合格特訓コースとベーシックコースの差はでかいわけです。
合格特訓コースは本当に必要?
では、ここまでベーシックコース、合格特訓コースのそれぞれの特徴や両者の違いを説明してきましたが、
「結局合格特訓コースって必要なの?」
という疑問はまだ解決されていないかもしれません。
ここからは、合格特訓コースって本当に必要なのかをいろいろ検討していきたいと思います。
念のため、私はベーシックコースで十分で、この合格特訓コースは不要と判断したので、自身の体験談を含めて、少し批判的な目線を持って書いていきたいと思います。
ただ、必ずしも合格特訓コースが悪いわけではなく、個々人の事情次第です。
なので、あえて私の体験談から否定的な意見もそのまま自分が考えることとして受験生の方にお伝えする方が、みなさんの参考になるかと思いますので、そのまま書きます。
ただ、合格特訓コースを完全否定しているわけではありません。
実際、私のまわりの友人でも1人だけ合格特訓コースを利用しており、そいつはめちゃくちゃ成績が伸びているので。
それで、まず、合格特訓コースの特徴のところで書きましたが、合格特訓コースは、要するに、
- 学習プランを立ててくれる
- わからないところの質問に答えてくれる
- 相談に乗ってくれる
という3点がベーシックコースに足されているわけです。
それぞれ、本当に必要か考えていきたいと思います。
学習プランを立ててくれる必要はある?
まず、学習プランを立ててくれる必要が本当にあるかです。
そもそも学習プランって、なんのためにあるのでしょうかね。
一般的に言われているのは、
- ペースメーカー
- 計画的な学習
あたりでしょうか。
よくよく考えてみると、なんのために使うんだろみたいな気がしてます(笑)
そもそも夏休みの計画ですら、守れたという人を聞いたことがないですよね。
いや、たまたま私の周りにいないだけかもしれませんが(笑)
計画には、
- 計画通りに勉強させるという管理側の側面
- 計画通りに勉強するという管理される側の側面
という2つの側面があると思います。
そして、この両者があるからこそ、計画は有効に働くのです。
自分で計画を作って、自分で実行するなんて、よっぽど計画通り物事を進めるのが得意な性格を持って生まれてきた人でないとできないのではないかと思っています。
「え、でも合格特訓コースって、計画通り勉強が進んでいるか管理してくれるんじゃないの?」
という話になるかもしれません。
たしかに、その通りです。
ここの見極めが難しいところで、管理の程度問題ですね。
どの程度しっかり管理されないと、計画通りに進めないかは個人によって違うと思います。
また、管理してくれる側の現役難関大コーチにもばらつきがあり、しっかり管理してくれる方からある程度放任な方まで様々なスタイルがあります。
そのへんの意味で、相性が大切になってきます。
現役難関大コーチの方がしっかり管理してくれたら、たしかに合格特訓コースは効率的なのかと思います。
あと、そもそも計画を立てることが好きで、計画を立てることが目標になってしまいがちなのも注意が必要かと思います。
勉強はそこそこあたまを使うのでストレスがかかりますが、計画を立てることはそんな難しいことじゃないというか、ストレスがたまる話ではないですよね。
むしろ、勉強に限らず旅行とかもイメージしてもらえるといいかと思うのですが、なにごとも計画を立てることは楽しいことです。
なので、計画を立てることが目的というか、計画を立てることまでは楽しくてみんなやるのですが、いざその計画を用いて勉強するのは大変なので、結局計画が使われないということになります。
そう考えると、計画なんてなしで、むしろ勉強に集中したほうがいいのではないかとすら思っています。
もちろん、計画には計画に良さがあるので、
「計画が好きなわけちゃうから、大丈夫!」
という方には、あまり気にする必要のあることではありませんが。
少し批判的に計画について書いてきますが、もちろん、ゴールが明確に定まっていて、そこから逆算で勉強するためには、学習計画は非常に有効なツールでもあります。
たとえば、
「もう受験まで半年しかなくて、その半年の間にここまで絶対にやらないといけない!」
みたいな後がない方は、余計な周り道している時間はないので、到達点からバックワードに逆算して、到達点に行くために必要なことだけに集中するべきです。
そういう方には、この学習計画は非常に有効です。
「え、じゃあみんなやったらええんちゃう」
という意見も正しいですが、個人的には1点注意があって、私もいろいろと、
学習計画を立てる→実行する→頓挫する→再度学習計画を見直す→実行する→頓挫する→・・・
という過程を経てきています。
必ずしも、一発で学習計画がはまることがあるとは限りません。
なので、その点がリスク、と思います。
ただ、
「もう受験まで1分も時間ないねん!!」
という緊急事態な方は、そんな悠長なことを言ってられないので、学習プランが自分にフィットすることにかけて、やるしかないのもあります。
わからないところの質問に答えてくれる必要はある?
次に、わからないところの質問に答えてくれる必要はあるかです。
これは「【解決!】スタディサプリでわからない箇所を質問できる方法!疑問をどうやって解決するの?」でまとめたので、そちらも参考にしていただければと思います。
要点だけまとめると、
- 学校の先生に聞く
- 友達に聞く
- Yahoo知恵袋
- SNSでつながった受験仲間に聞く
- 質問できるWebサービス/アプリを使う
など、いくらでも代替手段はあります。
また、そもそもスタディサプリのような映像学習は、質問があまりでないこともあります。
これは、本当ですが、自身で一度体験してみて、あまりに質問がでるようだと、やり方変えて塾やスクールなどのリアルの対面授業に行った方がいいかもしれません。
そして、質問をそもそもしないという姿勢が、効率的な勉強につながっていく可能性もあります。
などなどを考えていくと、個人的には、別に質問制度はなくてよかったなというのが、スタディサプリを使って受験勉強をしてきて、受験が終わってから振り返っての感想です。
相談に乗ってくれる必要はある?
最後に、そもそも難関大コーチに相談に乗ってもらう必要あるのということです。
私も塾講師としていろんな塾講師仲間を見てきましたし、慶應の同期でも塾講師のアルバイトをしている人は本当にたくさんいます。
そんな中で、いつも思うのが、
「現役難関大コーチにそんな受験生の成績を引きあげるほどの分析力があるのか。」
という疑問です。
僭越ながらですが、私はこの力がひとより秀でているというか、唯一私の得意分野だと思っています。
なので、まわりの大学生みてて思うのは、
「おいおい、そんな浅い分析とか適当なアドバイスで受験生を翻弄するなよ」
ということが、正直多いんです。
スタディサプリの難関大コーチは、もしかしたらこのあたりバチバチに教育されてて、そんなことないかもしれませんが、一般論として不安は残ります。
また、課題は人それぞれ。
その課題を、原因を分解していって、その原因ごとに対策を考えていくようなロジックの強い学生は、周りをみててもほぼ一握りです。
そして、そのロジックの強い学生は、よほど私みたいに教育に関心がある学生以外は、塾講師にはならず、スタートアップとかでインターンをしています。
なので、もしかしたらスタディサプリだとあの天下のリクルートが運営していて、リクルートに集まる一流の学生を使ってサービス提供していたりして、全然問題ないのかもしれないですが、ちょっと不安要素ではあります。
また、こういう勉強ごとって、いかに自分事化してくれて親身に相談に乗ってくれるかが大切だったりします。
対面の授業がある塾とか予備校なら、自分事化して親身に乗ってくれるのはわかりますが、オンラインの個別指導だとどこまで親身になってくれるんだろうかと思ったりします。
これは塾講師でいろいろ普段から生徒に接しているものとしてなのですが、もちろんどの生徒さんにも平等にかつ全力で接することを心掛けてはいますが、やはりいつも相談に来てくれる仲のいい学生はできてしまいます。
そして、そんな学生の方が、正直アドバイスにも力は入ってしまいます。
こればかりは人間なので仕方がないのかと。
なので、もちろんトレーニングを受けた厳選されたコーチがサポートしてくれるんだとは思いますが、オンライン個別指導の限界というのもあるんじゃないかと思います。
個別指導的な要素がほしいなら、やはり塾や予備校と比較して検討したほうがいいかもしれませんね。
ベーシックコースだけでは足りないの?
ということで、ここまでいろいろ説明してきましたが、
「ベーシックコースだけで足りるか?」
という疑問にどうこたえるかです。
個々人の状況によって違うので、なかなか確実にいい切る無責任なことはできないのですが、確実にいえることは、
- 塾や予備校とスタディサプリを併用している
- そもそも質問は自分で調べたりして解決できる
- 計画をたてて実行することが得意
という人は、ベーシックコースで足りると思います。
そうじゃない人は、個々の事情や相性などによって変わってきます。
「ほな、そういう人はどうやって決めたらいいん?」
ということですね。
ひとつは私みたいに実際にスタディサプリを使って受験を乗り切った人に聞いてみるのが、一番手っ取り早いです。
ただ、そんなそんなたくさんまわりにいるわけではないかもしれません。
そういうときは、いろいろよくわからないことを考えてないで、実践するのみです。
合格特訓コースにも無料体験期間がありますので、やってみたらいいんです。
百聞は一見に如かずです。
⇒スタディサプリの無料体験:http://studysapuri.jp/university
少し余談ですが、私が受験生にいつもしているアドバイスですが、
「考えるのはいいけど、悩むのはやめましょう!」
というのがあります。
考えることと、悩むことは違います。
考えることの先には答えがありますが、悩むことの先には答えはありません。
なので、塾で指導している学生には、
「10分以上答えがでなかったら、それはもう考えているのではなく、悩んでいるから、相談にきて。一緒に原因を考えよう!」
と言っています。
答えの出ないことを悩んでも、答えはありません。
スタディサプリのベーシックコースにするか、合格特訓コースにするかでいうと、悩んでも答えがでないので、その場合はやってみるのがいいと思います。
ベーシックコース→合格特訓コースの変更は可能?
ベーシックコースか合格特訓コースで迷ったら、まずは無料体験してみたらいいという話をしました。
どうせ無料でリスクなんてないんで。
でも、もう一つの方法としては、
まずベーシックコースでやってみて、必要そうなら合格特訓コースに切り替える
というのも一案です。
「え、ベーシックコースから合格特訓コースの変更ってできるの?」
はい、余裕でできます。
なので、悩んでないで、まず、ベーシックコースからはじめてみて、もっと本格的にサポートがほしいと思ったら、合格特訓コースへ切り替えとかでもいいかと思います。
まとめ
今回は、ベーシックコースと合格特訓コースで迷っている方に、個人的な体験談や周りの評判も含め、両コースの違いや結局どちらを選択したらいいのかを考えてきました。
結論としては、どちらでも自分にあった方を選べばいいんですが、
- 受験までに時間がある→まずはベーシックコースで気に入ったら合格特訓コースに変更
- 受験までに時間がない→合格特訓コースから始めるのも選択肢のひとつ
という感じで考えるとよいのではないかと思います。
どうしても迷って決められないという方は、合格特訓コースも無料体験ができるので、悩んでいないで体験してみることだと思います!
受験は時間が勝負。
悩んでいる時間もったいないですし、そんなことに頭使ってないで、1つでも英単語覚えましょう!
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大学受験講座:http://studysapuri.jp/university
高校講座:http://studysapuri.jp/high
中学講座:http://studysapuri.jp/junior
小学講座:http://studysapuri.jp/elementary
ENGLISH(TOEICコース):http://eigosapuri.jp
ENGLISH(日常英会話コース):http://eigosapuri.jp
ENGLISH(ビジネス英会話コース):http://eigosapuri.jp
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